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札幌高判平成25年12月6日。北海道新聞にコメント掲載

参議院選挙区選出議員に関する一連の定数較差違憲訴訟について昨日(6日)、札幌高等裁判所の判決がありました。


当該判決に関する小生のコメントが北海道新聞に掲載されました。

「無効ならず『不満』 1票の格差訴訟 原告の弁護士会見」北海道新聞2013年12月7日朝刊

また、北海道放送(HBC)からの取材を受け、その際のコメントも6日の番組「今日ドキッ!」において放送されました。

追記(12月16日)

平成25年(行ケ)第1号 参議院議員選挙無効請求事件
要旨:本件選挙時において,本件定数配分規定は憲法の投票価値の平等の要求に反し,違憲状態にあったと認められるが,国会において参議院議員定数配分規定が違憲状態にあると認識し得たのは,平成24年大法廷判決が言い渡された平成24年10月17日からであり,選挙制度の仕組み自体の見直しには相応の時間を要するところ,上記大法廷判決後,4選挙区で定数を4増4減する改正が行われ,選挙区間の較差が縮小した状態で本件選挙が施行されていることや,本件選挙の前後にわたって参議院選挙制度協議会において協議が行われていること等を考慮すると,本件定数配分規定について,合理的期間内に是正がされなかったとはいえず,同規定が憲法14条1項等に違反するとはいえないとして,原告の請求を棄却した。


http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=83806&hanreiKbn=04
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20131211173222.pdf