どうしんウェブ（北海道新聞）「北海道・札幌、７日連続で『真冬日』 ３月では81年ぶり」（2014年3月9日）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/525900.html
上空に強い寒気が入り込んでいる影響で、道内は８日も各地で最高気温が氷点下となる「真冬日」を記録した。札幌市は氷点下１・９度で、真冬日は７日連続。札幌管区気象台によると、札幌市で３月に７日連続で真冬日となったのは、１９３３年（昭和８年）以来８１年ぶり。
最低気温が最も低かったのは釧路管内弟子屈町川湯の氷点下２０・２度、２番目は根室管内中標津町の同１７・９度で、いずれも年間で最も寒い１月下旬の平年値を下回った。札幌市は同６・６度で２月中旬並みだった。
気象台によると、今月は１日から冬型の気圧配置が強まり、大陸から真冬並みの寒気が流れ込んだ。この気圧配置は５日にいったん緩んだが、南から暖かい風をもたらす低気圧が本州以南を通過したため、道内には暖気が入らず、そのまま寒気が居座った。さらに、６日以降は再び冬型の気圧配置となったため寒さが途切れなかった。
ここ数日間続いてきた風雪の強い状態は９日も続き、最大瞬間風速は陸上、海上とも３０メートルに達する見通し。平年気温を下回る寒さは１１日ごろまで続くという。
